アピOB&OGにインタビューしてみた②

 

 

 

今回インタビューさせていただいたのは、第11代目、きむにぃこと木村さん。

 

落ち着いていて格好良くて、それでいてユーモアがある、後輩にも隠れファンが多い先輩です!

木村さんへのインタビュー

ーアピキューに入ろうと思ったきっかけや理由を教えてください

 

「将来どのようなことを学ぶにしても、どのような仕事をするにしても、現場のことを踏まえた上で考えたいと思いました。そこで実際に農作業や農家の方との交流ができるアピキューに魅了を感じて入りました。先輩方の雰囲気も素敵でした。」

ーアピの活動の中で一番心に残っている事は何ですか?

 

「1番か〜色々経験させてもらったから難しいな。笑  
でもやっぱり今もよく思い出すのは、初めて合宿長として合宿を運営する側に回ったときのことかな。

そのときは全日来てくれる予定だった先輩が来れなくなって、運営側になるのが初めての3〜4人で合宿を回したんですが、基本3時間くらいの睡眠でかはりハードでしたね笑笑。 もちろん今ではいい思い出ですが、この経験が最初にあったからこそ僕はその後のアピの全ての企画で『運営するスタッフも楽しい・やりたいと思えるのか』に最も気をつけるようになりました。

合宿に関しては今は随分と色々改善されましたね。たまに、あの合宿所で参加者のお弁当詰めたりしていた日々に無性に戻りたくなることがあります。人生の中で心に残った体験だといっても過言ではないでしょう。」

ーアピの魅力・強みを教えてください

 

「魅力は人。メンバーも農家さんも、アピに関わる人はとにかく人柄がよくて熱い思いを秘めた人が多いと思います。そんな人たちが集まっているからこそ自分も頑張りたいと思えるし、頑張ったときにも手を指し述べてもらえます。

強みはネットワーク。先代の先輩方から開拓が始まった全国の農業学生団体や、食育の授業などで関わりがある市などとのネットワークがあるので、フルに活用すればできないことはない気がします。」



ー今頑張っている事はなんですか?

 

「研究です。冷凍できるレタスを作る研究に没頭しています。

この研究をやってるのは、実は初めて自分が参加したアピの農業合宿がきっかけでもあって…。ネギの水耕栽培をされている永田さんのもとで農作業をする中で、食料の安定供給に関心も持ちました。そしてそれを達成するためには、食品ロスの軽減などを通して食資源に負荷をかけないことが重要だと考え、食品の保蔵に関する研究に着目しました。

生き物相手の研究なので、つきっきりで世話する必要があったりと大変ですが、自分がやりたいと思って始めた研究なので充実感をもって取り組めています。また研究で行き詰まったときに、アピの合宿で友達になった友人に相談して実験が進んだこともあるので、人の縁を大事にしてよかったと改めて実感しています。」

 

ー後輩に伝えたい事は

 

「自分がやりたいこと、できてますか?どんなことでもいいので、自分がこれをやったんだと胸を張って言えるものが1つでもできれば、今後の人生でかなり大きな自信になります。
『アピキューは土、メンバーは花だ』という先代の言葉が好きなので、みなさんにも送りたいです。アピというしっかりした土壌が必ず支えてくれるから、自分のやりたいことを全力でやって自分だけの花を咲かせて下さい。僕らもいつでも力になるし、いつでも見守っています。

…終始真面目な内容になってしまったけど大丈夫かな笑。まぁまたご飯にでも行きましょうか。」