ここでは4日目の懇親会の様子や5日目の挨拶周りの様子について触れます。
4日目
4日目の作業内容はミーティングをしていないので、割愛。
この日は農作業最終日で、夜に懇親会があるため、皆でまむしの湯に向かいました。
実は私は行ったことがないのですが、なんでもワイン風呂や塩サウナなどの珍しい温泉があるそうです。
夜は、19時から農家さんを交えた懇親会。今回は、加茂正彦さんと、加茂さん家の従業員、田住さん、吉住家の次男の知穂さんに来ていただきました。
全てのテーブルを回れたわけではありませんが、どのテーブルもお話が盛り上がっていて楽しそうでした。
19時に始まった懇親会でしたが、22時頃中締めになりました。
皆で記念撮影を撮り、その場はいったんお開きです。
その後は、皆で花火をしたり、ボードゲームをしたりしました。
この日は1時頃まで皆寝ずに遊んでいましたよ。
5日目
2日目の朝は、少しゆっくり目の始まり。
出来上がった色紙を持って、お世話になった農家さんのところにお礼に行きました。
お礼回りが終わり次第、参加者はそこで解散。
事故や事件もなく、無事に合宿を終了することができました。
4日目、5日目のフォトギャラリー
2019年夏合宿を終えて
スタッフとしては2回目、参加者の時も含めると3回目のAPiQ!!農業体験合宿。3年生スタッフは全員馴れもあったため、効率よく合宿を終えることができたと思います。
今回の合宿のテーマは、「農業合宿を次につながるきっかけにすること」。具体的には「糸島の人とのつながりを持つ」「食について考える」「現場の農業を知る」という3つの目標がありました。
一つ目の「糸島の人とのつながりを持つ」は、個人的に私が一番そうなってくれたらいいな、と思っていた事でしたが、それは達成できたように思えます。懇親会の後も農家さんとお話している様子や、合宿後の糸島のイベントに多くの人が参加を決めてくれたことなどを見て、そう思いました。驚いたのは、参加者2人が、アピキュー関係なく個人的に農家さんの訪問に行くことを決めていたことです。合宿で農家さんと参加者の橋渡し役を行うアピキューにとって、これほど嬉しいことはないなと思いました。
二つ目の「食について考える」ですが、参加者の報告書を見るとたくさんの人が考えてくれていました。「多くの人の努力があってこそ美味しい野菜を食べることができることが分かった。」「食べ物のありがたみが分かり、飲食店での食べ残しを目の当たりにすると悲しい。」「自分でも家庭での食材余りをなくしていきたい。」などの言葉があり、とても嬉しかったです。
三つ目の「現場の農業を知る」ですが、これも報告書の中に様々な声がありました。ビニールハウス内の作業の過酷さ、獣害対策の難しさ、直売の難しさ、経営について、農業器具の性能や金額についてなど、参加者は実際に経験したり、農家さんからお話を聞いたりすることでたくさんの事を学んだそうです。「農家さんが実際に直面している問題を解決してこそ、農学は社会貢献できると思います。」という素敵なコメントもありました。ぜひ、今後も農家さんとの繋がりを持ち、現場を知っていく中で疑問に思った事などを学問に役立てて欲しいなと思いました。
自分が関わる最後の合宿だった事もあって熱が入り、長々と書いてしまいましたがこの辺りで終わりにしようと思います。最後に、スタッフの皆さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。